カウンセリング重視

有料カウンセリングには理由があります!

多くの矯正歯科医院では無料カウンセリングを実施していますが、当院ではあえて有料カウンセリング(2,200円※税込)としています。

患者さまにとってベストな矯正治療を行うには、まず歯並びが悪くなった原因を探ることから始めなければなりません。当院では、お口の中だけで不正咬合の状態を判断するのではなく、話し方や生活習慣・癖なども含め、カウンセリング時に患者さまとじっくりお話して不正咬合の原因を探っていきます。

こうしたカウンセリングは、患者さまのライフスタイルや性格を把握するとともに、装置の選択や治療方法を決定する上で欠かせません。そのため、じっくり時間をかけながらお聞きするので、どうしても費用が発生してしまうのです。

一人ひとりの患者さまと向き合った、きめ細かなカウンセリングを行いますので、矯正治療を真剣に考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

<当院のカウンセリングの特徴>

  • 患者さまに合ったカウンセリングを行うため有料です
  • 約60分、時間をかけて行います
  • 不正咬合に至った原因を重視します

カウンセリング(初診)の流れ

初診で矯正相談に来られる時、皆さま緊張されています。
「ずっと歯並びが気になっていて…矯正治療を始めたかったけどなかなかきっかけが掴めず…」
という方が多いです。

予約の電話をかけるのも、初めて来院される時も、どんなことをするのか、されるのか分からず、最初の一歩を踏み出すのですから緊張されるのは当然です。

今回は矯正相談で来院する方へ少しでも最初の流れがわかっていれば安心材料になると思い、初診で相談にいらした際の簡単な流れを取り上げます。

来院されてまずは待合室で簡単な問診票にご記入をお願いしております。お悩みの状態、部位など複数あれば順番にご記入いただきます。また装置のご希望や心配なこと、お身体の健康状態などアンケート形式でのご記入です。

ご記入を終えたら、準備ができるまで少々待合室でお待ちいただきます。当院は完全予約制で、待合室も診療室も他の患者さまと顔を合わせることはございません。雑誌、ビデオなどご覧になりおくつろぎください。

準備ができたらお呼びしますので診療室に入っていただきます。

お悩みの部分など簡単にお聞きした後、お口の中を拝見し、歯並び、噛み合わせの状態を確認します。

ご説明の際に必要があればレントゲンやお口の写真などを撮影して、カウンセリングルームで撮影した画像を一緒に見ながら、現在の状態、治療の概略、費用、期間などをご説明させていただきます。

緊張して来院された患者さまも、この頃にはいろいろお悩みやお話をしてだいぶリラックスできたでしょうか。

この後、具体的な治療計画や現在の状態の分析を希望されれば精密検査に入ります。当日お時間があればそのまま引き続き検査へ、またご都合によっては改めて検査日のご予約をしていただいております。

化粧室は広めの造りになっております。歯磨きやお化粧直しなど遠慮なくお使いください。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。
    また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • さまざまな問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の噛み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。