いろいろなこと

前歯の矯正治療を希望される場合、見た目を気にされて治療される方がやはり多いです。

今日の診療で矯正治療を始めることになった患者さまは、見た目よりも上の脇の前歯（側切歯）がねじれていて唇をよく噛んでしまう方でした。

唇を噛むことで口内炎になってしまうこと、また唇が渇くと唇が上がったままでおりてこない悩みを抱えていらっしゃいました。

前歯に限らず奥歯でもよく頬の粘膜を噛んでしまうことがあります。

上下の歯のわずかな噛みわせのズレ、歯のねじれなどによって起こります。

歯並び・噛み合わせを矯正治療または歯科治療で改善できることが多いのでご相談ください。

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ブラケットとはワイヤーを用いる矯正治療で歯に一個づつ付ける装置のことです。
以前は金属製が用いられていましたが、最近は矯正装置も日進月歩で様々な種類のブラケットがあります。

材質でいうと金属のほか、透明なクリアブラケット、歯の色に近いセラミックやジルコニアのブラケット、クリアブラケットよりさらに透明度の高いサファイア製のものなど様々です。
歯の移動がスムースな痛みの少ないブラケットなどもあります。

裏側の矯正では、表からは見えないので金属製のものがほとんどです。
中には装置の精度を高めるために金合金で作られたブラケットもあります。

装置ごとにそれぞれ特徴があります。
ただし装置自体はあくまで手段のひとつです。

矯正治療の目的は歯並び・噛み合わせの改善、さらにお口の健康を維持増進することだと思います。
それが体の健康につながり魅力のある笑顔になってきます。

いま治療されている方もそこを目標に一緒にがんばりましょう。

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矯正歯科専門医院 院長 益田勉のブログをオープン致しました。
これから矯正歯科の専門治療について（矯正歯科、歯列矯正、噛み合わせなど）お話していく予定です。どうぞよろしくお願い致します。

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【院長経歴】
1996年3月 岩手医科大学歯学部卒業
2000年3月 岩手医科大学大学院歯学研究科 歯科矯正学専攻 修了
歯学博士取得
2000年4月 岩手医科大学歯学部 歯科矯正学講座 医員
2001年12月 日本矯正歯科学会 認定医取得
2004年4月 岩手医科大学歯学部 歯科矯正学講座 助手任用
2006年4月 岩手医科大学 歯科技工専門学校 非常勤講師 至2008年3月
2008年6月 岩手医科大学歯学部 歯科矯正学講座 助教退職
2008年7月 岩手医科大学歯学部 非常勤講師
2008年11月 都内各所および茨城、静岡のクリニックにて矯正治療支援
2009年8月 日本矯正歯科学会 指導医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
日本顎変形症学会
日本顎関節学会
東京矯正歯科学会
東北矯正歯科学会

【主要論文】
Infuluence of dexamethasone on masseter muscle wet weight in growing rats :
Tsutomu Masuda, Kazuro Satoh, Hiroyuki Miura
Orthodontic Waves 68 : 6-11, 2009

早期の睡眠態癖に対する指導と急速拡大装置の適用により顔面非対称を改善できた1症例
益田勉，千葉充，佐藤和朗，三浦廣行
東北矯正歯科学会雑誌 11:39－46，2003．

飼料性状の違いがラット咬筋の筋内代謝物質含有量に及ぼす影響について
－1H-MRSによる咬筋内代謝物質の定量および評価－
益田勉
岩手医科大学歯学雑誌 24巻 220～232 1999

【共著論文】
In vitro 1H-NMR spectroscopic analysis of metabolites in fast- and slow-switch

muscles of young rats　:
Magnetic Resonance in Medical Sciences　1：7-13,2002.

噛みしめが重心動揺に及ぼす影響に関する研究：
顎機能学会雑誌 4巻 133～143 1998

【著書(分担執筆)】
歯科矯正学　第5版（相馬邦道，飯田順一郎，山本照子，葛西一貴，後藤滋巳：編）
矯正力：益田 勉，三浦廣行
医師薬出版株式会社，2008

改訂版 新しい歯科矯正学（石川博之，川本達雄，北井則行，後藤滋巳，氷室利彦，槇宏太郎，三浦廣行，溝口到 著）
保　定：益田　勉，三浦廣行
永末書店，2006

歯科矯正マニュアル（槇宏太郎，後藤滋巳，石川博之：編）
益田勉，三浦廣行
南山堂，2006

カラーアトラスハンドブック矯正歯科臨床ヒント集（三浦廣行，葛西一貴，氷室利彦：編）
アップライト法　セクショナルアーチ：益田勉，三浦廣行
クインテッセンス出版，2004
子供の矯正，永久歯の萌出障害

【商業誌】
2006年 別冊Quintessence 矯正YEAR BOOK ’06，
CASE STUDY 下顎の右側偏位をともなった反対咬合症例 ：益田勉
クインテッセンス出版，194～200
（MEAWを用いて非抜歯で反対咬合と下顎の偏位を改善した成人矯正症例）

【学会発表】
2007年9月 第66回日本矯正歯科学会大会（大阪）
混合歯列期後期における上顎前突に対する急速拡大の効果について
益田勉，寺久保美紀子，水川卓磨，鈴木里奈，清野幸男，三浦廣行

2007年6月 東北矯正歯科学会大会（盛岡）
混合歯列期における反対咬合用筋機能訓練装置（ムーシールド）の治療効果について
寺久保美紀子，益田勉，清野幸男，三浦廣行

2006年9月 第65回日本矯正歯科学会大会（札幌）
ステロイド投与が成長期ラットの咬筋内代謝物質に及ぼす影響について
－NMRスペクトルスコピーによる分析－：
益田勉，吉岡芳親，村田潤一郎，坂東三史，三浦廣行

2005年10月 第64回日本矯正歯科学会大会（横浜）
ステロイド投与が成長期ラットの咬筋湿重量に及ぼす影響について
益田勉，村田純一郎，坂東三史，三浦廣行

2004年11月 第63回日本矯正歯科学会大会（福岡）
下顎骨後退術による下顎の位置変化が重心動揺に及ぼす影響について
益田勉, 大内まりえ, 佐藤和郎, 清野幸男, 横田光正, 水城春美, 三浦廣行

2002年10月 第61回日本矯正歯科学会大会（名古屋）
正常咬合者と下顎前突症患者の重心動揺について:
益田勉，佐藤和郎，飯塚康之，清野幸男，三浦廣行

2002年6月 日本顎関節学会（東京）
全身に及ぶ顎関節症を伴った開咬症例：
黒沢正雄，虫本栄子，田中久敏，宮林耕平，益田勉，三浦廣行

2000年10月 第59回日本矯正歯科学会大会（大阪）
歯の先天欠如と下顎骨骨塩量の関連について：
間山寿代，小豆嶋正典，坂巻公男，益田勉，古田保，清野幸男，三浦廣行

2000年10月 第59回日本矯正歯科学会大会（大阪）
上顎前方牽引装置の適応時期と治療効果について：
亀谷琢也，高橋直樹，益田勉，鈴木尚英，清野幸男，三浦廣行

2000年6月 日本顎関節学会（福岡）
顔面形態と下顎頭運動および咬合との関連性について：
小笠原和志，益田勉，清野幸男，三浦廣行

2000年 東北矯正歯科学会大会（郡山）
成人の歯列と頭蓋形態との関連について：
鈴木尚英，佐藤和郎，大和志郎，益田勉，古田保，清野幸男，三浦廣行

1999年10月 第58回日本矯正歯科学会大会（広島）
1H Magnetic Resonance Spectroscopyによる咬筋局在のcreatineとcholineの測定：
佐藤和郎，及川浩，小笠原和志，益田勉，中野廣一，芳春，三浦廣行

1999年 平成11年9月 第27回日本核磁気共鳴学会大会（東京）
骨格筋の1H NMRスペクトロスコピー　－部位差及び週齢差－
吉岡芳親，益田勉，中野廣一，三浦廣行，中屋重行，中村一芳，平野順子，久保川学

1999年9月 歯科基礎医学会学術大会（東京）
1H-MRSを用いたラット咬筋における筋内代謝物質含有量の測定：
益田勉，三浦廣行

1999年7月 第503回岩手医学会例会（盛岡）
ラットの各種骨格筋におけるクレアチン，タウリン，アンセリン含量の差異
吉岡芳親，中屋重行，中村一芳，平野順子，久保川学，益田勉，中野廣一，三浦廣行

1999年5月 99th annual session of the American Association of Orthodontics

(California, America)
A Study of Body Equilibrium Function with ClassⅡ Elastics
Ishigame, M., Miura, H., Satoh, K., Masuda, t., Seino, Y.

1999年3月 日本生理学会大会（長崎）
咬筋と下肢骨格筋のNMR（核磁気共鳴）スペクトロスコピー：
吉岡芳親，益田勉，中野廣一，三浦廣行，中村一芳，佐藤文夫，中屋重行，川久保学

1999年11月 第24回岩手医科大学歯学会総会（盛岡）
II級ゴムの使用が体平衡調節機構に与える影響について
石亀勝，佐藤和朗，益田勉，三浦廣行

1998年10月 第57回日本矯正歯科学会大会（仙台）
II級ゴムの使用が体平衡調節機能に与える影響について
石亀勝，佐藤和朗，益田勉，三浦廣行

1998年10月 第57回日本矯正歯科学会大会（仙台）
飼料硬度の違いがラット咬筋の筋線維タイプ別比率と筋中のanserine carnosine含有量に及ぼす影響：
益田勉