2014/01/01
明けましておめでとうございます。
今年も対話やコンサルテーションを重視し、ひとりひとりの患者さまとじっくり向き合いながら、患者さまと共に納得のいく治療を行っていきたいと思います。
心の触れ合いを大切に、患者さまに素敵な笑顔になってもらえる、そんな矯正歯科医院であり続けたいと思っております。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年最初のエントランス・フラワーアレンジメントです。
スワロフスキーのビーズで作った携帯用のストラップです。
スマホではあまりストラップを付けることはなくなってしまいましたね。
2013/12/24
承諾を頂いたので、今回も矯正治療を終了した際の写真を掲載させて頂きました。
笑顔がとても素敵でした!
治療期間は1年9ヶ月。
歯を抜いたり大変なこともありましたが、年内に装置を外せて本当によかったです!
Merry Christmas!!
患者様からクリスマスにとお花を頂戴しました。
花があると診療室がとても華やかになるので、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
渋谷 恵比寿 広尾 矯正歯科専門
素敵な笑顔になるお手伝いができることを何より嬉しく思っています。
2013/09/14
矯正治療が終了して笑顔で一枚!
これから留学!素敵な笑顔で目標を達成されること願っています!
写真の掲載に関して快く承諾して頂きありがとうございました。
2013/08/29
反対咬合には、骨の大きさが問題で反対になっている場合、(骨格的要因)と、骨の大きさにはあまり問題はなく歯の傾きが問題で反対になっている場合、(機能的要因)があります。
骨格的要因の場合は、下あごの大きさが平均より大きい場合、逆に上あごの大きさが小さい場合、その両者が組み合わさっている場合があります。
主に遺伝的なことが原因で起こります。
ご家族や近親者に反対咬合の方、あるいはその傾向がある方がいらっしゃる場合です。
その程度は様々ですが、治りにくいのがこのタイプです。
下あごの成長は手足の骨の成長と性格が似ており思春期成長の頃(小学校高学年~中学生の頃)に大きくなる傾向にあります。
すなわち幼少期、小学校低学年時に矯正治療を行い前歯の噛み合わせが一旦は改善しても思春期成長の頃に再度、反対の噛み合わせになり悪化する可能性があります。
骨の大きさをコントロールすることはできないので治療を行っても治りにくかったり、改善してもまた成長とともに再び反対になり、いたちごっこになる可能性があります。
下顎の成長に合わせて前歯の噛み合わせを改善しても出っ歯になっていくだけなので、その場合は治療を行わずに成長の経過観察のみを行うことになります。
さらに身体(身長)および下あごの成長が終了した時点(女:15歳前後、男:17歳前後)で反対咬合の場合、そこから本格的な矯正治療が必要になります。
成長終了後、前歯の反対の程度によって治療法が異なってきます。
前歯の反対が大きい場合は手術が必要になります。この場合、下あごの左右的な変形(顔の歪み)を伴っていることも多いです。
手術を行うことは必要ですが、噛み合わせと顔の歪みが大きく改善されます。
治療後の満足感も大きいです。
前歯の反対の程度がそれほど大きくない場合は、抜歯を行うことで矯正治療のみで前歯の噛み合わせを改善できる場合があります。
骨格的要因が大きい場合、下あごの成長発育が終了するまで経過観察を行う必要があり治療期間も長くなることが多いです。
子供の心理的、時間的な負担も大きくなると言えます。
骨の大きさに問題がある反対咬合の場合、下あごがどこまで伸びるか予測がつかないため成長が終了するのを待って治療を行った方がよいとする考え方もあります。
歯並びのでこぼこや出っ歯などの矯正治療の場合は、逆にあごの成長発育を利用して治療を行うところが反対咬合の治療と異なるところです。小学校2~3年生から小学校いっぱい中学初期にかけて第1期矯正治療を行う意味がここにあります。
一方、機能的要因:骨の大きさにはあまり問題はなく歯の傾きが問題で反対になっている場合。
歯が生える時の向きが悪いなど、ちょっとしたきっかけで反対になってしまうことがあります。
下あご、上あごの大きさが骨格的な問題がないか、あっても軽度なため比較的改善しやすく、骨格的要因の反対咬合とは異なり改善後も反対の噛み合わせに戻りにくいです。
ムーシールドや拡大床(プレートタイプの矯正装置)で改善できることが多いです。
骨格的要因の反対咬合か、機能的要因の反対咬合かを見分ける目安としては、上の前歯と下の前歯を接触できるまで下あごを後退できるようであれば比較的、骨格的問題は少なく機能的要因の反対咬合と言えます。
機能的要因で反対咬合になっている場合は少なく、どちらかというと骨格的で骨の大きさや成長に問題があることが多いかもしれません。
骨格的要因の反対咬合の治療を行う場合、問題なのは成長の過程で下あごがどこまで大きくなるのか、もしくはどの方向に大きくなるのか(前方か、下方か、左右どちらにズレるのか)が予測つきにくいことです。
幼少期に矯正治療を始め一旦は前歯の噛み合わせが改善したとしても思春期成長の頃(小学校高学年~中学生の頃)に再び反対になる可能性があります。
この場合、下あごの成長が終了する15~17、18歳まで待って、それから治療を再開し治療が終了するのにさらに2~3年がかかります。
4,5歳で矯正治療を開始すれば、治療期間は10年以上になります。
幼少期や小学校低学年の時は時間的にも余裕があり、親の言うこともある程度聞きます。
小学校高学年になると塾や習い事が増え、中学受験なども入ってくると段々と通院が難しくなってきます。中学に入ると今度は部活が忙しく、年齢的にも思春期成長で反抗期になる時期でもあります。
治療期間が長くなれば子供の負担も大きく、気持ち的なこと、時間的なことも含め治療のことを考えてあげなければなりません。
骨格的要因の反対咬合の場合、下あごがどこまで大きくなるか分からないといった不確定要素がある中での治療になるため、下あごの成長が終了するのを待ってから初めて矯正治療を開始し2~3年で噛み合わせを改善するという考え方はある意味確実な方法と言えます。