医院ブログ

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恵比寿ますだ矯正歯科(恵比寿・渋谷)は、裏側から矯正治療やマウスピース矯正(インビザライン)など、見えにくい、目立ちにくい矯正に力を入れています。

目立たないリテーナー(保定装置)

数日おきに少しずつではありますが内容を更新しております。
どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

今回のエントランス、フラワーアレンジメントです。

 

 

 

上写真、従来からあるリテーナー。歯を固定する部分がワイヤーです。
それに対して下写真は、歯を固定する部分が透明な特殊な樹脂で目立ちません。
いずれの写真も装置を装着した状態で撮影したものです。

 

 

 

上の写真も下も装置(リテーナー)を装着した状態でのものです。目立たないのがよく分かると思います。裏側の部分はプラスチックで出来ていて、基本的にはピンクか色か透明です。ですが他人からは見えない部分なので様々な色で楽しまれる方も多いです(左写真)。

 

 

上顎にはブルー、下顎には紫色のリテーナーを入れた方の写真です。皆さん最初はカラフルでラメ入りなどもあり驚かれるのですが、実際は色を選ばれる方が多いです。入れてしまうとお口の中は暗くて色は分からないですし、舌に隠れてしまいほとんど分かりません。歯をおさえる目に触れる部分は透明です。

 

 

その方のライフスタイルに合わせてリテーナーは各種取り揃えております。ただし最初の咬み合せの状態や治療方法によってはこちらからお勧めするタイプでお願いする場合もございます。

 

当院では歯を動かすための矯正装置も、裏側の装置や透明なマウスピースタイプをはじめとして、表側の装置に関しても目立たない装置を厳選してご用意しております。ワイヤーについてもホワイトワイヤーや歯の色に馴染みやすいゴールドのワイヤーなども取りそろえております。ご希望があればご相談ください。

 

※ デーモンクリアについては、今まで上のみ目立たないクリアブラケットでしたが、ようやく下についてもクリアタイプが登場しました。
これによって歯の動きもよく目立たない装置の代表的なものとなっております。

 

 

<当院の特徴について>

当院では目立たない装置を厳選して取り揃えております。
表からは見えない裏側の装置や透明なマウスピースタイプの装置はもちろん、表側の装置についても目立ちにく歯の動きのよいものを今までの経験から選び抜き、各種ご用意しております。

ワイヤーについても目立ちにくいホワイトワイヤーや歯の色に馴染みやすいゴールドワイヤーなども選択頂けます。

また矯正治療終了後のリテーナー(保定装置)も目立ちにくいタイプを各種ご用意しております。

 

 

当院では対話やコンサルテーションを重視し、一人ひとりの患者さまとじっくり向き合いながら治療を行っております。

装置の種類によっては症状によって向き不向きがあります。
治療開始時に十分ご説明させて頂いた上で患者さまのご希望も踏まえながら装置の選択、治療方法の選択を行います。

心の触れ合いを大切に、患者さまに素敵な笑顔になってもらえる、そんな矯正歯科医院でありたいと思っております。

何よりも最終的には素敵な笑顔で治療を終えられること、それを目的に毎回の治療に取り組んでおります。

まずは、お悩みをお聞かせください。

 

渋谷区 恵比寿 広尾 矯正歯科専門
「 恵比寿ますだ矯正歯科 」の公式サイトへ

大人と子供の八重歯の矯正治療1 なぜ八重歯になるの?

≪大人と子供の八重歯の矯正治療≫

なぜ八重歯になるのでしょうか…?

 

それは上の歯の永久歯が生え換わる順序が関係します。
上の歯の生え換わりの順序としては奥歯の6歳臼歯が生えて、次に永久歯の前歯(中切歯)、脇の歯(側切歯)の順で生え換わります。
この時点で顎が小さい、あるいは歯が大きい状態があると前歯にでこぼこが生じてしまうのです。

 

前歯が生え換わった後は、横側の歯、第一、第二小臼歯という歯が生え換わります。
そしていよいよ糸切歯(犬歯)が生えるのですが、上の犬歯は永久歯の中でも順序的に最後の方に生え換わるため、スペースがないと仕方なく表側の上の方に生えます。これが八重歯となるわけです。

 

顎が小さかったり、歯が大きい場合、その両方が原因の場合もあります。
また乳歯の虫歯がひどく、早い段階で乳歯がボロボロで無くなったり抜かれてしまい、そのまま放置すると後ろの歯が無くなったその乳歯場所に寄ってきてしまうのです。
つまりその後に生える永久歯のスペースが無くなってでこぼこの歯並びになってしまいます。

 

虫歯も歯並びに影響してくるので要注意です。
これは大人にも子供にも共通していえることです。
歯(親知らずを除き)を抜かれたままにしておくと歯並び・噛み合わせが変化してしまうことが多々あります。
周囲の歯の位置や傾き、噛み合わせが悪くなるために、一般の歯の治療を行うにも、あるいは矯正治療を行うにも治療自体が普通に治療を行うよりも手間がかかるのです。

結果、治療費もかかってしまうので、虫歯や抜いた後の処置は放置せずに早めの治療をお勧め致します。

 

 

 

今回のエントランス、フラワーアレンジメント。
しなやかな感じが素敵なアレンジメントなんです。

矯正治療中の虫歯予防について(4)コーティング材について

前回、3回に渡って歯磨きに関する概略的なことについてお話ししました。
矯正装置が入っていてもいなくても、自分の磨き残しやすい部分をよく知ることが大切で、まずその部分を優先して磨くことが虫歯予防のポイントです。

 

ただ、日常の生活中で毎回完璧に磨くことはなかなか難しいことですよね。
そこで当院では、歯磨きの手助けするものとして歯の表面を保護するコーティング材もご用意しております。

 

特に装置を付けた患者さまで虫歯のリスクが高い場合に予防処置としてお勧めする場合がございます。

 

歯の表面に特殊なコーティングを行い虫歯のリスクを減らします。
このからフッ素を含む6種類のイオンがリリースされ、お口の中の健康を保つように働きます。

 

そのコーティング材には次のような働きがあります。

 

1.歯の表面が酸性に傾かないように、その周囲環境を中性領域に移行させます。食べた後には数分後からお口の中は酸性に傾きますが、コーティングを行うことにより、歯の表面を酸性の状態から中性に戻すように働き虫歯のリスクを減らします

 

2.歯の汚れ、プラークが付着しにくくなり、また増殖を抑えるも働きがあります。

 

3.歯の表面:エナメル質の脱灰を抑制します。コーティング材を塗布した部分だけでなく、その周囲にも作用して初期虫歯ができるのを抑制します。

 

また虫歯予防とは別に、知覚過敏を抑制する効果もあります。

コーティングされ形成された膜は永久的なものでないので、3~4ヶ月毎のタッチアップをお勧めしております。

 

 

 

今回のエントランスのお花。
最近、陽気が夏のような雰囲気なので向日葵を飾ってみました。

矯正治療中の虫歯予防について(3)染め出し材について

ご自身での虫歯予防は、一般的に虫歯になりやすい部位をよく知ることが大切です。
また人によって歯並びが様々で歯磨きの仕方に癖があり、磨き残しやすい部位をよく知ることがさらに重要です。

 

そして歯磨きをする時は、磨き残しやすい部位を重点的に磨くこと。
いつも何気なく磨いてちゃんと磨けているところはそのままでOKで、磨き残しやすい部分を丁寧に時間をかけて磨くことをおススメします。

 

磨き残しの部分を知るためには“染め出し材”を使います。染め出し材には塗るタイプや錠剤タイプ、液を口に含んで染め出すタイプがありますが、いずれも汚れが残っている部分が赤く染まります。歯科医院で行っていますし、ドラッグストアなどでも販売しています。

 

<染め出し前>

 

 

<染め出し後>

 

 

赤く染まっている部分が汚れが残っている部位です。その部分に対応して歯肉が腫れていることが多いです。そのまま放置すると歯周病に進む危険があります。

 

染め出し材により汚れが残っている部分が一目瞭然で分かりやすくなります。
見ただけでは分からない、今まで気付かなかった意外な部分の汚れを知れます。

 

 

 

当院では、歯石の除去・歯のクリーニング前に染め出しを行い、磨き残しやすい部位を一緒に確認して、普段の歯磨き時の参考にして頂いております。

 

 

 

5月の院内飾り物です。こどもの日も間近ですね。
こいのぼりを捕まえたキューピー!?いやいや金太郎?

矯正治療中の虫歯予防について(2)歯磨きの方法

矯正治療中の虫歯予防について(2)、今回はワイヤー矯正治療中の歯磨きについてです。
前回はワイヤー矯正装置がついている場合の汚れやすい部位をよく知ることが大切であると述べました。また人それぞれ磨き残しやすい部分があり、その部位を知ることも大切です

 

ポイントは磨き残しやすい部位を気を付けて磨けばよいのです
普段から磨けているところはそれなりに、磨き残しているところを今以上に気を付けることです。では基本的にどのように磨けばよいでしょうか?

 

 

汚れが残りやすい部位としては歯と歯ぐきの境目が挙げられますが、装置(ブラケット)が着けばなおさらです。ワイヤーが入っているので上あごの歯磨きは(上写真のように)歯ブラシを上から斜めにあてがい歯と歯ぐきの境目と装置のへりを丁寧に磨きます。下あごの歯磨きの場合は歯ブラシを下から装置にあてがい磨きます。磨く時のポイントは毛先を歯面に当てたまま離さないことです。汚れている部位に毛先がちゃんと当たっていれば効率よく汚れを落とせます。
磨いていても毛先が汚れている部分に当たっていなければ磨けていないのと同じなのです。

 

 

では装置(ブラケット)の側面、歯と歯の間はどうでしょうか。
おさらいですが歯と歯の間は磨き残しが多い部分です。しかもその両脇に装置(ブラケット)があり、さらにワイヤーも横切っているので非常に汚れがたまりやすい部分。このことを意識しながら歯ブラシの毛先を歯と歯の間、装置の側面にしっかり付けて磨くことです。
歯ブラシのつま先(写真上段、歯ブラシの赤い毛先の部分)あるいは歯ブラシのかかと(写真下段、歯ブラシの青い毛先の部分)を使って磨きます。
この時も毛先が離れないようにしっかり付けた状態で汚れを落とします。

 

 

また写真のような筆状の歯ブラシもとても効果的でまずはこのタイプの歯ブラシで磨くことをお勧めしております。歯ブラシのヘッドが非常に小さく、狭いところにも毛先が入って小回りが利くのでおススメです。

 

 

フロスも矯正用があり、装置の間をくぐらせるためにフロスの先端が硬い糸状になっています。また通常のフロスに加え、途中の部分からスポンジ状の糸になっており、歯と歯の間をキレイにできるだけでなく写真のように装置の周囲を簡単に清掃できる優れものです。
またフッ素付の特殊なフロスも揃えております。

 

今回は、歯磨きがとても上手な患者さまのYukoさんにモデルになって頂きました。透明度が高いサファイアの装置にホワイトワイヤーで、しかもリナメルのペーストで毎日ホームケアをされているので歯に透明度があり、うっとりするほどキレイな状態です。今後の患者さまの説明用に使わせて頂きたいと思います。快くお引き受け頂き、ご協力に大変感謝しております。ありがとうございます。

 

 

 

今回のフラワーアレンジメントです。
何かの顔が…クマの顔のフラワーアレンジメントなんです。
最初は犬かと思いました。