2012/08/03
最近、いろいろな種類のキシリトールのガムを見かけるようになりました。
ではなぜキシリトールは歯に良いとされているのでしょうか。
キシリトールは天然素材の甘味料です。
原料は白樺や樫の木からつくられています。
お砂糖と同じくらいの甘さがあるのですが、虫歯の原因となる酸をつくらないのがキシリトールの良いところです。
そのためお菓子をはじめ色々な食品に活用されるようになりました。
しかしながらキシリトールにはさらにもっと良いところがあるのです。
それは、虫歯菌であるミュータンス菌の活動を弱め数を減らしてくれること、そのため歯の汚れであるプラークが付いてもその汚れがサラサラと取れやすくなることです。
毎日、ある程度決まった量のキシリトールのガムあるいはタブレットを食べているだけでお口の中(口腔内:こうくうない)の汚れ具合が劇的に改善してくるのです。
もしくは汚れが付いていても明らかにその汚れが取れやすくなるのです。
しかもお砂糖が入っていないので、食事の後でも歯みがき後でも食べることをお勧めしています。
お子様だけでなくもちろん大人の方にも効果的です。
キシリトールのガム、タブレットをうまく利用することで、お口の中(口腔内)の環境を良い状態に変化させることができるのが最大のメリットです。
ただしキシリトールガムもキシリトールの濃度が様々です。
出来れば100%のものがよいとは思いますが、通常市販されているものは30~50%くらいのもが多いです。
歯科医院であればキシリトール100%のものを置いてある場合もあります。
キシリトールを活かした虫歯予防について食べる量、方法などお知りになりたい方はご相談ください。
またキシリトールは食べ過ぎるとキシリトールの作用でお腹が緩くなることがあるのでお気をつけください。
歯の色とよく馴染むセラミックブラケット(Invu:インビュー)で治療を行いました。
当院はとても小さなクリニックですが対話やコンサルテーションを重視し、一人ひとりの患者さまとじっくり向き合いながら治療を行っております。
装置の種類によっては症状によって向き不向きがあります。
治療開始時に十分ご説明させて頂いた上で患者さまのご希望も踏まえながら装置の選択、治療方法の選択を行います。
心の触れ合いを大切に、患者さまに素敵な笑顔になってもらえる、そんな矯正歯科医院でありたいと思っております。
何よりも最終的には素敵な笑顔で治療を終えられること、それを目的に毎回の治療に取り組んでおります。
今回のエントランスのフラワーアレンジメントです。
白い花と青い花瓶がとても清楚な雰囲気です。