2012/03/28
矯正治療は少なからず期間がかかる治療です。
だからこそ装置はできれば目立たないものを選びたいもの。
目立たない装置の代表的なものとしては歯の裏側に取りつけ見えない“舌側(ぜっそく)矯正装置”、取り外しができ透明な“マウスピース矯正装置”が挙げられます。
裏側の舌側矯正装置は発音がしにくいのでは?としばしば質問を受けます。
確かに今まで無かったものがいきなり歯の裏側に付くので、最初は違和感と発音のしづらさがあります。
ですが最近の舌側矯正装置は大きさが昔のものに比べてかなり小さくなり、慣れると発音しづらいとおっしゃる患者さまはほとんどいません。
舌側の矯正装置を着けている患者さまで、お話をしていて多少舌っ足らずのような発音になっている方も中にはいらっしゃいますが、それが理由で装置を外したいと言われたことは今までありません。
ただ表側の装置にも共通していえるのですが、体調が悪いとき、疲れているとき、免疫力が下がっているときは口の中がむくみやすいので、その時だけは装置が擦れて痛いとか、しゃべりにくいことがあります。
また裏側の装置は目立たない特徴のほかに常に唾液と舌に触れているため、表側の装置に比べて虫歯になりにくい利点もあります。
左写真:治療開始時。前歯の突出とでこぼこ
右写真:でこぼこの改善時(治療途中)
≪当院の特徴と私の考えについて≫
当院では、一般的なワイヤー矯正から舌側矯正、マウスピース矯正、インプラント矯正など、一人ひとりの患者さまに合わせた治療方法をご提案しています。
患者さまのライフスタイルやご要望をお聞きしながら、シンプルな方法で早くきれいに仕上げることをいつも目指しております。
私たちが求める理想と患者さまが求めるものの間にズレが出ないようにコミュニケーションを毎回とるよう心掛けております。
何よりも最終的には素敵な笑顔で治療を終えられること、それを目的に毎回の治療に取り組んでおります。
いつも矯正治療を終えられた方の笑顔を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいです。ご協力ありがとうございます。