2011/11/19
前回の記事では前歯が出っ歯の状態でも、噛み合わせが違う場合のあることをお話しました。
今回はその中でも、前歯が噛み合わない場合についてです。
上下の歯が噛み合わない場合を開咬(かいこう)といいます。
原因としては遺伝がありますが、後天的な原因もあります。
例えば、指しゃぶり、舌を突き出す癖、慢性的な鼻炎による口呼吸、低位舌、楽器などが挙げられます。
今朝のNHKのニュースで取り上げられていましたが、このような生活習慣によることが歯並び・噛み合わせに影響する場合があります。
子供のうちに周囲が早く気付いて対処してあげることで将来の噛み合わせが悪くなることを予防できます。
しかしながら周囲も気付かなかったり、気付いていたけど治療するきっかけがなかなかつかめない場合もあります。
このような噛み合わせも矯正治療で治すことができます。
子供のうちの開咬を放置して、成人になって骨が固まってしまうと治療の内容が複雑になることが多くなります。
子供のうちに早期に対処してあげることで悪化を防げることが多々あります。
子供も大人も虫歯に気をつけるだけでなく、虫歯や噛み合わせが悪くなるような生活習慣自体に問題がないか改めて注意して見てみましょう。
開咬を放置した場合の障害はどのようなことが考えられるでしょうか?
次回はこの内容についてお話したいと思います。
渋谷区 恵比寿 広尾 矯正歯科専門
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