前歯・出っ歯の矯正治療 過蓋咬合、開咬の噛み合わせの違いについて①

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前歯・出っ歯の矯正治療 過蓋咬合、開咬の噛み合わせの違いについて①

一般的によくいう出っ歯の状態ことを専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。

前歯が出ていることを悩まれて来院されますが、同じ前歯が出ているという状態でもかみ合わせには違いがあります。

ひとつは
上の前歯が下の前歯に覆い被さり、下の前歯が見えないくらいの状態。

過蓋咬合(かがいこうごう)と呼ばれる状態で、噛み合わせが“深い”などといいます。

正常な噛み合わせは上の前歯が下の前歯を覆う量が2~3mmですが、それ以上は過蓋咬合の傾向になります。

 

 

下の歯が上の前歯に隠れて見えな程の状態です。
写真では見えませんが、下の前歯は上前歯の裏側の歯ぐきを噛んでいます。

ほかには
前歯が前に出ているのは同じですが、上記の過蓋咬合とは逆に上下の歯が噛まない場合の上顎前突もあります。

上下の歯が噛み合わない状態を開咬(かいこう)といいます。

噛み合わせが“浅い”などといいます。

 

 

奥歯のみ噛み合っていて前歯は噛み合わない状態。
奥歯の負担が大きくなります。

このように前歯が出ている状態でも、程度に差はあるものの噛み合わせには違いがあります。

この違いは、あごの骨の大きさや成長方向の遺伝的原因口呼吸、習癖、舌の位置、嚥下の仕方などの後天的原因によって生じます。

噛み合わせが異なると、同じ出っ歯(上顎前突)の矯正治療でも治療方法が異なります。

この噛み合わせの違いの原因を調べるために精密検査や問診・カウンセリングがとても重要です。

 

 

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