矯正治療中の虫歯予防について(3)染め出し材について

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恵比寿ますだ矯正歯科(恵比寿・渋谷)は、裏側から矯正治療やマウスピース矯正(インビザライン)など、見えにくい、目立ちにくい矯正に力を入れています。

矯正治療中の虫歯予防について(3)染め出し材について

ご自身での虫歯予防は、一般的に虫歯になりやすい部位をよく知ることが大切です。
また人によって歯並びが様々で歯磨きの仕方に癖があり、磨き残しやすい部位をよく知ることがさらに重要です。

 

そして歯磨きをする時は、磨き残しやすい部位を重点的に磨くこと。
いつも何気なく磨いてちゃんと磨けているところはそのままでOKで、磨き残しやすい部分を丁寧に時間をかけて磨くことをおススメします。

 

磨き残しの部分を知るためには“染め出し材”を使います。染め出し材には塗るタイプや錠剤タイプ、液を口に含んで染め出すタイプがありますが、いずれも汚れが残っている部分が赤く染まります。歯科医院で行っていますし、ドラッグストアなどでも販売しています。

 

<染め出し前>

 

 

<染め出し後>

 

 

赤く染まっている部分が汚れが残っている部位です。その部分に対応して歯肉が腫れていることが多いです。そのまま放置すると歯周病に進む危険があります。

 

染め出し材により汚れが残っている部分が一目瞭然で分かりやすくなります。
見ただけでは分からない、今まで気付かなかった意外な部分の汚れを知れます。

 

 

 

当院では、歯石の除去・歯のクリーニング前に染め出しを行い、磨き残しやすい部位を一緒に確認して、普段の歯磨き時の参考にして頂いております。

 

 

 

5月の院内飾り物です。こどもの日も間近ですね。
こいのぼりを捕まえたキューピー!?いやいや金太郎?